今回は前回お話したベルの使い方を
少し話していきたいと思います。
たとえば、単音バラバラにできるこのベルを
組み合わせて和音にすることで
伴奏の演奏ができます。
このように離して設置すれば
このふたつがペアで、こっちがこのペアとわかります。
これでも難しい子には
視覚的に補助を追加していきます。
こちらは色カードを下にひくことで
チーム分けをしました。
これだけでは色という情報が沢山あり
分けて考えられない子にはさらに分けていきます。
こうすることで、ベルの色は見えなくなるので
ひとつの大きなベルになった感覚になります。
それぞれ、鳴らすベルは同じですが
難易度が変わってきます。
この難易度の変化を駆使して
子どもたちの「できた!」を補助していきます。
やりたいことまでの階段は高いけれど
それまでの小さな段差をつけて行くことで
みんな登れるようになる。
その小さな段差を作っていくのが
音楽療法でできることだと思っています。
またほかの楽器や活動についてもお話していきたいと思います(*^^*)